兵庫大仏は兵庫県の神戸市兵庫区北逆瀬川町にある天台宗のお寺である能福寺に設置されている大仏です。
このお寺を作ったのは伝教大師という名前でも知られている、平安時代の僧侶の最澄です。
彼がこの寺院を創建したのは9世紀のことであると伝えられています。
記事はプロモーションが含まれています。またAmazonのアソシエイトとして当サイトは適格販売により収入を得ています。
「能福寺」情報
以下「兵庫大仏」を見ることができる「能福寺」の情報です。
施設名 | 能福寺 |
---|---|
住所 | 兵庫県神戸市兵庫区北逆瀬川町1-39 |
電話 | 078-652-1715 |
開館時間 | 24時間訪問可能(納経所:午前10時-午後4時) |
休館日 | 年中無休で見られます |
駐車場 | 無し(周辺にコインパーキング有り) |
全長・長さ・高さ | 座高11m、全高18m |
料金・入場料 | 無料 |
兵庫大仏が初めて造られたのは1891年のことです。もともと能福寺には大仏はありませんでしたが、地元の有力者から資金を提供してもらったので、大仏が境内に設置されました。
ですがこの時建設された大仏は、現在の能福寺にはありません。現在の能福寺の中に置かれている大仏は、第2次世界大戦が終わった後に新しく作られたものです
。明治時代に作られた大仏は、戦争中に多くの金属が必要であったため、解体されました。現在設置されている能福寺の大仏が再建されたのは、平成時代になってからのことです。
1991年に完成したこの2代目の大仏は、造られてからすでに30年以上が経過しています。
この大仏の材料には、戦争中に取り壊された初代の大仏の一部が使用されています。
兵庫大仏を見学するために能福寺を訪れたい人は、電車を利用することができます。
能福寺から一番近い場所にあるのは、地下鉄海岸線の中央市場前駅です。駅についたら1番出口から出れば、歩いて10分程度の時間で行けます。
能福寺へは、JR山陽本線の兵庫駅から行くことも可能です。兵庫駅からは、歩いて15分程度の時間で行けます。能福寺があるのは、駅から東の方角です。
このお寺では季節ごとに行事も開催されています。これらの行事が開催されている時にお寺を訪れれば、大仏を見た後にイベントを楽しむこともできます。毎年1月にこのお寺でおこなわれているのは、初観音会です。
この行事では境内のビルシャナ殿にある本尊が、一般の人にも公開されています。本尊を見ることができるのは1年でこの時しかないので、大仏と一緒に本尊を見たい場合には、必ず初観音会の日に参拝することが必要です。