高さ88mもある巨大な観音像である北海道大観音像は、北海道空知地方の芦別市にあります。1989年に、レジャー施設北の京芦別の目玉として作られましたが、施設は2013年に閉園。
その後施設は石川県金沢市が本部の宗教法人「天徳育成会」が所有しており、北海道観音像も、この宗教法人のものとなっています。
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「天徳院」情報
以下「北海道大観音像」を見ることができる「天徳院」の情報です。
施設名 | 天徳院 |
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住所 | 北海道芦別市旭町31番1 |
電話 | 0124-23-1121 |
開館時間 | 24時間訪問可能 |
休館日 | 年中無休で見られます |
駐車場 | 無料:有り |
全長・長さ・高さ | 88m |
料金・入場料 | 無料 |
北海道大観音は、北海道芦別市にある巨大な観音像です。高さは88メートルで、日本国内の大仏・観音像の中でも最大級の大きさとなっています。遠くからでもひときわ目を引く真っ白な姿が特徴的で、穏やかな表情をたたえています。
まるで街全体を見守っているような存在感があり、天気の良い日には青空とのコントラストがとても美しく映えます。
観音像の周囲には十二支苑という干支をモチーフにした仏像が並んでおり、自分の干支を探しながら参拝するのも楽しみの一つ。内部は建物のように階層構造になっており、エレベーターや階段で上へ進みながら胎内巡りができるのが魅力です。
途中にはさまざまな展示や仏教に関する解説、仏像などがあり、仏教の世界観に触れることができます。上層部には展望台もあり、芦別市の街並みや周囲の自然を一望できるのも魅力のひとつです。
この北海道大観音がある北の京(みやこ)芦別は、最初は芦別レジャーセンターという名称で運営されており、観光施設として賑わっていました。芦別は炭鉱の街として栄えていましたが、石炭の衰退とともに炭鉱は閉山。
その後観光の街へと転換すべく、観光の目玉の一つとして芦別レジャーセンターが建てられました。この観音像は、バブル経済の真っ只中の1989年(平成元年)に完成。
いわばバブルの象徴です。しかしバブル崩壊後に施設は縮小。2013年に閉園してしまいます。
現在は宗教法人「天徳育成会」が所有しており、一部の施設のみが運営されています。この大観音像は、冬季(積雪期)には公開を中止しているので、訪れる際は注意が必要です。
芦別市は北海道のほぼ中央に位置しており、札幌からは車で約2時間半ほどの距離。道中には広大な自然が広がり、ドライブにも最適です。芦別市には「星の降る里」と呼ばれる美しい星空スポットや、自然豊かな観光地もあります。
北海道大観音を訪れる際には、こうした周辺観光も合わせて楽しむのがおすすめです。