2017年5月21日に訪れた時の情報です
大野亀は、新潟県佐渡市の外海府海岸にある巨岩です。高さが167メートルもあり、亀の甲羅のように隆起した岩が海に突き出している光景は見ものです。
周辺はトビシマカンゾウの群生地でもあり、5月下旬~6月上旬頃には美麗な黄色い花々で覆われるため、佐渡観光のシンボル的存在になっています。
記事はプロモーションが含まれています。またAmazonのアソシエイトとして当サイトは適格販売により収入を得ています。
「大野亀ロッジ」情報
以下「大野亀」入口にある「大野亀ロッジ」の一部(駐車場などの)情報です。
施設名 | 大野亀ロッジ |
---|---|
住所 | 新潟県佐渡市 願 |
電話 | 0259-27-5000(佐渡観光案内所) |
開館時間 | 24時間訪問可能 |
休館日 | 年中無休で見られます |
駐車場 | 無料:小型50台・大型10台 |
全長・長さ・高さ | 全高167m |
料金・入場料 | 無料 |
この記事の目次
大野亀の概要
大野亀は、新潟県の佐渡島北端付近にある巨大な一枚岩です。今から約2000万年ほど前に佐渡島の地下で冷えたマグマが地殻変動によって地表に押し上げられ、まるで亀のように丸まった形状となって海に突き出すユニークな外観になりました。日本三大巨岩の1つとされています。
傍目には丘のようにも見える標高167メートルの巨岩は登山スポットでもあり、30分ほどかけて高台に登れば、心地良い海風を浴びながら雄大な外海府の眺望を楽しめます。周辺には約50万株・100万本ものトビシマカンゾウが群生しており、開花時期の5月下旬~6月上旬には黄色い花々が辺り一面に咲き誇って幻想的な雰囲気に包まれます。
日本の名所を紹介しているミシュラン・グリーンガイド・ジャポンにて二つ星を獲得しており、佐渡の観光スポットとして非常に人気です。自然景勝地なのでショッピングを楽しめる大型商業施設などは残念ながらありませんが、地元の食材を使った美味しい海鮮メニューを提供している大野亀ロッジという定食屋が比較的近くで営業しています。
また、「亀」という言葉が「神」を意味するアイヌ語の「カムイ」に通じることから、祈願成就のために遠方から参拝しに訪れる方もいるほどのパワースポットでもあります。6月の第2日曜日に催される佐渡カンゾウ祭りでは、鬼の面を付けた人々が華麗に舞う鬼太鼓や民謡が披露され、古式ゆかしい佐渡の神秘的な伝統文化を体感できます。
大野亀は市内からだいぶ離れているため、観光旅行者が現地に行く際にはレンタカーかライナーバスの利用が必須です。遊歩道が整備されていて初心者でも気軽に登れますが、安全のために歩きやすい軽装で訪れた方が良いでしょう。
2017年佐渡ロングライドを走って大野亀を見てきた
2017年5月21日に佐渡ロングライド走ってきたので、そのレポート。この佐渡ロングライド途中で大野亀に会うことができる!今回は嫁さんと一緒に走って無事に完走できた。
佐渡ロングライドは距離によってクラスが別れている。当然ウチらは210kmフルコース。ちなみに短い距離のやつでも大野亀を見ることができるはず。
当日は、めっちゃ天気良くて・・・熱中症のおそれがあるほどの天気予報。
ウィンドブレーカーもレインウェアも全く必要のないほどの好天に恵まれた。
ウチラはA2のスタートなので5時半過ぎとなっている。5時20分ころにスタートへ向かうと、とんでもない人数のライダーでスタートへ行く道は埋め尽くされている。
スタート→入崎SS
こんな感じでぞろぞろとスタートへ向かう。
そして、スタートははるか遠くだ・・・この流れが止まったのが5時26分。遠くにスタートが見えるのがわかるだろうか・・・
5時半からスタートなので、まだA1のスタートははじまっていないだろう。
前の方に並びたければ、5時前にはスタート地点へ来る必要があるはず・・・・
スタートがはじまってやっとこウチラのスタートが目の前に迫ったのが、そろそろ6時になろうとしている5時50分ころであった。
やっとこスタート。スタート寸前は、かなりの人数が走っているので、バラけるまでは慎重に行く。
スタートして30分位すると、やっとこバラけてくる。時計を見ると6時20分。
この頃も嫁さんは元気。
今日は終始西風のようで、スタートして西海岸に出ると、ずっと追い風基調だった。
一つ目の相川AS 20km付近。時刻6時半。
スタートして40分で20km消化。非常に良いペースだ。
嫁がパスと言って、相川ASはパス。こんなトコで休んでいるとグダグダになりそうで・・・
入崎SS→Z坂
次の入崎SSで休憩。40km。時刻7時15分。スタートして1時間半弱で40km。まーまー。
ゼッケンにいろいろな色がある。ピンクは我々といっしょの210kmA2だろう。
おまんじゅうがおいしかった。
と、見ると、嫁がインタビューを受けている。NHKのインタビューのようで、この日のテレビで放映されたとのことだ・・マジか。
いい天気の中リスタート。前半の一山、Z坂が見えてくる。
確かにキレイにZの形になっている。
道はセンターラインがないのであまり良い路面ではない。
しかし、景色は非常に良い。Z坂の標高は約140m。
トンネルコーナーの手前は撮影ポイントで、たくさんのライダーが足を止めていた。
左コーナーでトンネルを入るとこの絶景ともおわかれ。
Z坂→大野亀
峠の途中に「警笛鳴らせ」の標識発見。久しぶりにりんりん鳴らしたぞ・・・・
Z坂を越える。いい天気が続き、佐渡の素晴らしい景色の中を走る。
願いが叶う・・・大野亀。
上りの途中の大野亀碑前で。トイレ休憩。ASのトイレ混むからね。
大野亀→両津BS(弁当ステーション)
道は佐渡の西海岸に別れを告げ・・・だんだんと西向きになる。そう、向かい風方向だ。
そーすると、ウチの嫁さんの後ろにライダーが付くようになる。
このフォーメーションは小木ASに着くまで終始展開されていたよ。
まー、オレが引いて2台だから付きやすいよね。ちなみに「はじき野AS」もパス。
一番大きそうな両津BS(弁当ステーション)まであと7kmだ。時刻は9時半。
予定の10時に着きそうだぞ。
両津BSに到着。100km。ちょうど10時。スタートが5時50分だから、100kmを4時間10分。
まーまーじゃない。
自転車置き場から弁当ステーションまでは少々歩く。
Cのゴール受付が合った。Cコースは100kmでここ両津で終了。この時間に着けば昼ころの新潟行きフェリーに乗れそうね。
Aコースのここ両津BSのカットオフは12時。2時間のマージンを取れたので、ちょっと休むか。
いくつかの過去ブログを見たが、ここ両津BSは非常に混み、弁当をもらえるまで30分かかったとか見た。
しかし10時に着けば、ご覧の通りまだ人は少ない。弁当待ちもない。
3種類あるお弁当の一つをいただく。
嫁さんは肉味噌のおにぎり。
この時間帯に到着をすれば、椅子もテーブルも余裕で確保できる。のんびりとお弁当をいただき、コーラ、笹団子、さらにはプリンまでしっかりといただいた。
ロードバイクに乗るとは思えないほど腹いっぱい・・・
太鼓の演奏をやっていた。
10時半ころになると、続々と後続のライダーが到着をする。我々は適当に切り上げリスタート。
両津BS→多田AS
両津BSを出てすぐにAコースとBコースの分岐がある。Bコースはあと30kmで終了。
我々はあと110kmか・・・
大野亀、弾崎灯台で西海岸に別れを告げ両津湾側、東側になると風は向かい風基調。
両津を出てすこし緩むが東海岸側になると、ずっと向かい風。
相変わらず嫁さんの後ろにはどんどんと列ができる。
両津を出て40km。多田ASに到着。140km地点。ちょうど12時。
コーラがうまい。
多田AS→小木AS
出てすぐ、信号。本当に佐渡の外周は信号が少ない。走りやすぞ。
小木港到着。ゴール後、撤収をしたらこの小木港発20時のフェリーに乗るのだ。
小木AS到着。162km地点。13時20分到着。
嫁さんもそろそろ疲れてきているので、残り2つのASは休みを入れる。
20kmづつなので1時間毎でちょうどいいだろう。
最後に3つ程度ピークを超えるしね。
補給食がこのようにいただけるのは本当に助かる。
ちまきだんご、たいごろ。小木の名産とのこと。おいしかったです。
サザエおにぎり、おいしかったです。
どのエイドステーションの食べ物、ホントおいしくて最高。
小木AS→素浜AS
小木からゴールへの道は国道350号線で約30kmだが、我々Aコース組は佐渡の外周へ進む。
島の外周特有の細かいアップダウンがある。
大きめのピークを超えて・・・
最後のエイドステーションである、素浜ASに到着。185km地点。14時45分。
185kmを約9時間でこられた。まーまー。この調子ならなんとか16時に到着できるかな。
ちびクロワッサンおいしい。
オレンジ、レモン、バナナ。オレンジがとてもおいしかった。
タワラおにぎり。
さて残り約25kmを1時間ちょいで行けば16時到着だ。真野湾にはいって追い風基調になって助かる。
素浜AS→ゴール
3つ目のピークを降り、フラット区間に入る。追い風に乗って最後のひと踏ん張り始めた矢先・・・パンクした。マジか。
フロントタイヤパンク。グラベルキングを使いはじめて約1年になるがはじめてパンクした。
するどい鋭利なモノが突き刺さり、表面のトレッド、カーカスを突き抜けていた・・・たぶんどんなタイヤでもパンクしていたと思われる。
修理に15分使った。嫁さんはゆっくり休めて助かったと言っていた・・・
追い風に乗ってゴールを目指す。最後が追い風は助かる。
ゴールの海岸沿いに出る。
ゴールが見えた。途中に計測があり、ゴール時に名前を連呼された・・・
とりあえず無事ゴール。完走証をいただく。
佐渡ロングライド、やれやれゴール。ゴール16時13分で10時間半くらい。パンクなければちょうど16時だったろうな。
この後、すぐにパーキングへ戻りバイクを車に積んで撤収。
スーパーと寿司屋によって佐渡の寿司とビールと佐渡の酒、アテを買い込み17時半に出発。小木港には18時半ころ到着。20時にフェリーは出向して直江津へ。
上信越にのり、適当な空いているパーキングでP泊して翌朝無事帰着。
これにて2017年佐渡ロングライド、無事に完走、無事帰宅した。
まとめ
佐渡ロングライド非常によかった。オレが行くことで悪天候が予想されたが嫁さんの行いがよかったので終始非常に天候に恵まれた。
また佐渡のおいしいもの、あたたかい人達でとても楽しい、すばらしい佐渡ロングライドでした。本当にありがとうございます。
ぜひ、あなたも次回の佐渡ロングライドをトライして「大野亀」を見に行ってみてはどうでしょう。