救世慈母大観音は、福岡県久留米市にある成田山久留米分院にあります。真言宗智山派の寺院として知られています。高さは62m、日本で最も高い観音像です。また観音像が抱いているのは赤ちゃんで、見つめるその表情は慈愛に満ち溢れています。無償の愛を表現している、聖母のような存在です。
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「成田山久留米分院」情報
以下「救世慈母大観音」を見ることができる「成田山久留米分院」の情報です。
施設名 | 成田山久留米分院 |
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住所 | 福岡県久留米市上津町1386-22 |
電話 | 0942-21-7500 |
開館時間 | 観音様(地獄館)拝観:平日午前9時-午後3時30分・土日祝祭日午前9時-午後4時30分 |
休館日 | 年中無休で見られます |
駐車場 | 無料:小型650台(大駐車場) |
全長・長さ・高さ | 62m |
料金・入場料 | 大人500円・中高校生300円・小学生100円 |
救世慈母大観音は、1983年に建立された日本一の高さを誇る観音像です。母のような優しい表現を浮かべ、手には大切そうに赤ちゃんを抱きかかえています。街のどの場所に居てもわかるその存在感。優しい表情とは裏腹に、迫力があります。
子どもを抱えているのは慈愛深い母親を表現しています。大観音像を一目見ようと訪問している観光を高い位置から眺め、無償の愛を降り注いでいるようです。
建設されたきっかけは、初代住職の願いからでした。初代住職である金子妙福師は成田山でははじめて、女性の住職になった人物です。
ある日住職は悪夢を大観音像を見たことをきっかけに、建設に取り掛かることになりました。慈愛の象徴、また子どもたちの安全や成長、家内安全や子宝に恵まれるようにという願いが込められています。
建設された1983年は非行に走る子どもたちが多かった時代でもあり、子どもの成長や安全を願って多くの人たちが訪れました。
現在でも子宝に恵まれるように、健康に無事に子どもが成長するように願いを込めて、多くの親たちが足を運んでいます。いつの時代も子どもたちを想い、慈愛の心を捧げる気持ちは変わらないということがわかります。
大観音像は鉄筋コンクリート造りで、外側は金やダイヤモンドが使用されています。
眉間には3カラットのダイヤモンドが埋まっています。胸元には水晶と翡翠があり、その豪華さが伺えるほどです。
大観音像の内部に入ることもでき、緩やかな螺旋階段で大観音像の肩の位置まで行くことが可能です。肩まで登れば、最上階の展望窓から景色を眺められます。
そこに広がる景色は開放感に溢れていて、この世の大きさ、広さを感じれるほどです。内部に入ることを胎内巡りと呼び、一段一段階段を登ることで得を積んでいきます。
一歩一歩願いを込めて訪れた人たちは階段を登り願掛けだけでなく、自分自身を振り返る機会となります。