兵庫県淡路市にある世界平和大観音像は、1982年に建立された高さ100メートルを誇る巨大な観音像です。この像は、故・奥内豊吉氏が自身の出身地である淡路島に設立し、平和と繁栄を祈願する目的で建てられました。観音像は台座の上に立ち、その下には平和観音寺があり、内部は奥内氏のコレクションが展示されている場所としても知られていました。
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「平和観音寺」情報
施設名 | 平和観音寺 |
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住所 | 兵庫県淡路市釜口2006にありました |
電話 | - |
開館時間 | 閉鎖 |
休館日 | 閉鎖 |
駐車場 | 閉鎖 |
全長・長さ・高さ | 土台を含めた全体:高さ100m、像自体:高さ80m |
料金・入場料 | 無料 |
「世界平和大観音像」は、兵庫県淡路市の平和観音寺にある高さ100メートルの巨大な観音像で、1982年に建立されました。平和を祈願するために建てられたこの像は、その圧倒的な存在感とともに、観光地としても注目されました。
像の下には豊清山平和観音寺があり、内部には奥内豊吉氏の私設ミュージアムがあり、彼の貴重なコレクションが展示されています。
観音像はその巨大さに加え、デザインにおいて一部不完全な部分が見受けられます。特に、首から下の部分に施された天衣や条帛が不自然に見えることがあり、これがツッコミどころとして指摘されています。
しかし、そのユニークな特徴から一部の「B級観光地」ファンには好まれ、特異な魅力を持つ場所として知られています。
2006年には観音像が閉鎖され、その後は外観を見ることができる状態が続きましたが、2023年には解体されました。
解体前、観光客は周囲の美しい風景を楽しみながら、展望台から淡路島の海を眺めることができました。像の首部分には展望台があり、そこからは町並みや海の絶景を堪能することができました。
また、台座のビルには民俗博物館や陶芸美術館があり、当初は宿泊施設の併設も予定されていましたが、その計画は実現しませんでした。
観光地としての魅力を持ちながらも、その管理や展示内容に不十分な点が多く、観光業界からの注目は少なかったものの、一部の旅行者や好事家にとっては、独特の存在感を放つスポットとして記憶に残る存在となっています。
その後も、観音像の解体に関する議論が続き、淡路島の観光名所としての歴史が刻まれた場所として語り継がれることでしょう。
巨大スポットも維持するためには運営母体の工夫も求められた代表例といえます。