「やかん体、転倒する。」は金沢駅東広場に設置されてる「やかん」の形をしたオブジェクトです。
リアルな造形の「やかん」が芝生の中に埋もれているという非日常的な作品です。
この作品は市が2006年に募集した国際コンペの最優秀作品であり、街のシンボルとして市民から愛されています。
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「金沢駅」情報
以下「やかん体、転倒する。」を見ることができる「金沢駅」の情報です。
施設名 | 金沢駅 |
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住所 | 石川県金沢市堀川新町3-1-11(金沢駅東広場) |
電話 | 076-262-5446(金沢駅) |
開館時間 | 24時間訪問可能 |
休館日 | 年中無休で見られます |
駐車場 | 金沢駅西口時計駐車場1500台・その他有料駐車場多数あり |
全長・長さ・高さ | 高さ約1.7m・横幅約2.4m |
料金・入場料 | 無料 |
金沢駅と金沢21世紀美術館を結ぶ約2キロの道路には、多くの彫刻が並んでいます。
これらの彫刻は2004年、2006年と2度に渡り開催された金沢・まちなか彫刻作品・国際コンペティションの入賞作です。
「やかん体、転倒する。」もその内の一つであり、金沢駅東広場に設置されています。
高さ約1.7m・横幅約2.4m、三枝一将さんによる現代アート作品です。
国際コンペティション2006で国内外から集まった全470点の中から最優秀作品を獲得しました。
作品名の通り、大きなやかんが芝生の上に転がっているように見えます。
やかんという日常的な道具が芝生の中に沈んでいるという非日常が調和した斬新なデザインです。
芝生は丘になっており、正面からやかんをみると気づきませんが、実はやかんの後ろには蓋も落ちています。その光景はかなりシュールにも見えます。
色味や質感、どっからどう見てもサイズ以外はリアルなやかんです。
様々なオブジェが立ち並ぶ金沢も街の中でも一際異彩を放っています。
この作品は多くの市民から愛されており、特に若者からの支持が多く、友達同士で大きなやかんを撮影している制服姿がよく見受けられます。
やかんの上に登ることは禁止されており、オブジェ前に張り紙もされています。
周りにはベンチも設置されており、その立地と見た目から待ち合わせスポットとしても人気が高まっています。
駅前のオブジェのため、駐車場等はありません。定休日もないのでいつでも鑑賞が可能です。
冬時期には雪に埋まった情緒溢れるやかんが見ることができます。
なぜやかんなのか、なぜ芝生に沈んでいるのかといった作品の詳しい意図は不明ですが、なんともユニークで目を引く作品です。