日本一大きなシーサー・残波大獅子は、沖縄県読谷村の残波岬公園内に設置されています。琉球王朝時代に中国との貿易によって栄えた読谷村の国交文化を後世に伝えるため、1985年に制作されました。
高さが8.75メートルもある外観には見る者を圧倒する迫力があり、残波岬のシンボル的存在になっています。
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「残波岬公園」情報
以下「日本一大きなシーサー・残波大獅子」を見ることができる「読谷村の残波岬公園」の情報です。
施設名 | 残波岬公園 |
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住所 | 沖縄県読谷村宇座1233(残波岬公園) |
電話 | 098-958-0038(残波リゾート アクティビティパーク:) |
開館時間 | 24時間訪問可能 |
休館日 | 年中無休で見られます |
駐車場 | 無料:小型300台・身障者2台 |
全長・長さ・高さ | 8.75m |
料金・入場料 | 無料 |
日本一大きなシーサー・残波大獅子は、沖縄県読谷村の残波岬公園にある巨大オブジェです。高さ8.75メートル、長さ7.8メートルと圧倒的な巨体を誇っており、世界最大級のシーサー像として高い知名度を誇っています。
沖縄本島の中部に位置している読谷村は、15世紀~19世紀頃の琉球王朝時代に中国(明)との貿易によって繁栄した地域です。
その歴史を後世に残すため、彫刻家の金城実氏を中心とした約1000名の有志が協力し合い、1985年(昭和60年)に完成しました。
ちなみに、シーサーとは現地の方言で「獅子」を意味する琉球伝統の守り神であり、屋根の上や玄関などに魔除けとして飾られています。
一般的なシーサーは厄災の侵入方向に対峙するようにして設置されますが、残波大獅子は中国大陸の方を向いているのが特徴的。
強固な国交文化を築いてきた中国に対する敬意の念を表していて、歴史的価値の高いシンボルであることが伝わってきます。
沖縄でローカルCMの撮影スポットとしても活用されることがあり、見学の際に入場料などはかかりません。
透き通るような青空と対照的な赤瓦色の巨体は極めて芸術性が高く、インスタ映え必至の写真撮影ができます。
また、残波大獅子が置かれている残波岬は、数キロメートルにも渡って断崖絶壁が続く沖縄有数の景勝地としても有名です。
シーサー像から海の方に向かって歩けば、高さ30メートル超の残波岬灯台が沿岸部に立っています。
階段をのぼって頂上に着くと、慶良間諸島や粟国島まで見渡せる開放感抜群の眺望を楽しめます。
日没の時間帯になれば辺りが幻想的な橙色に包まれ、一生目に焼き付いて忘れられないほど感動的な景色が広がります。
沖縄観光の際には、ぜひ足を運びたい名所と言えるでしょう。